自宅インフラをVPSへ移行完了。振り返ってみる。

By | 2012年6月24日

自宅インフラをさくらのVPSへ移行完了。
もっとレスポンスが早くなるかなとか思っていたが、体感的にはちょっと改善したかな(希望)レベル。
約4年に及ぶ自宅インフラ運用もこれで終わり。少し振り返ってみる。

 

 

 

 

1. 2008年04月 ホームページ開始【自宅インフラ フェーズ1】

 ・社会人3年目の年。まだまだ駆け出しインフラエンジニアだったが、
  日々の業務には慣れ自分ひとりで特段困ることなく仕事を回せるようになっていた中で、
  視野の狭さ・業務の枠を超えた一般的な知識・経験の薄さに危機感を覚えるようになる。
  視野を広げようと、自宅サーバでホームページを開始。
  知り合いだけに公開するような、簡単なお遊び的なものだったが、
  インターネットに自分のWEBサービスを公開することに不安も感じていた。
  結局、日々ログを監視し、知識が増すことでそれもなくなっていった気がする。
 ・マウスコンピュータ Pentium4 3.06GHz メモリ500MB HDD160GB
 ・LPIC等を取得。

 

2. 2008年12月 検証用インフラ構築開始【自宅インフラ フェーズ2】

 ・インフラ構築がしたいという欲求から、自宅に設備を準備開始。勢いから高さ160cmほどのラックも購入。
 ・ヤフオクでL3/L2スイッチ(Catalyst)、サーバ(DL360/DL380)、ロードバランサ(CSS)を購入。
  過去に購入していたファイアーウォール(Nokia IPシリーズ)とあわせ、冗長構成の検証環境を構築。
  ループ防止のスパニングツリー、冗長構成のためのHSRP等、実機を通して理解していく。
 ・Catalyst,Cisco,DL360,DL380,CSS,Nokia IPシリーズ
 ・CCNPを取得。
 ・第二フェーズのインフラ構成

 

3. 2010年4月 公開用自宅サーバの再構築【自宅インフラ フェーズ3】

 ・約3年使っていた自宅サーバの稼動音が怪しくなってきたので、新サーバに。
  KVMで仮想化。ファイアーウォールをブロードバンドルータからNetscreen 25に変更。
  数ヵ月後に同様のサーバを購入し、ロードバランサ(LVS)、リバースプロキシ構築。
  WEB,DNS,MYSQL等をそれぞれ仮想サーバを2つ用意し冗長構成に。
  約1年運用し、電気代がもったいないので2台のうち1台を停止。1台構成に。
  震災による計画停電のたびにサーバが停止。自分が家にいるときは直前に停止できるが、
  仕事中はリモート作業できないので強制電源断を何度もくらう。。。
 ・ドスパラ Prime Night(Celeron E3300 (デュアルコア/2.50GHz)、メモリ2GB、HDD 320GB。を2台。
 ・Oracle Gold取得。
 ・第三フェーズのインフラ構成

 

4. 2011年7月 公開用自宅サーバの変更【自宅インフラ 最終フェーズ】

 ・仮想サーバ乱立によるメモリ不足とSSDへの興味から新サーバ導入。
 ・ドスパラ Prime Night(Celeron E3300 (デュアルコア/2.50GHz)、メモリ4GB、SSD 64GB。
 ・UNIX Benchmarks System Benchmarks Index Score 568.1
 ・WEBアプリ開発を2011年3月から開始。アプリ開発の面白さを知る。
 ・最終フェーズのインフラ構成

 

5. さくらVPSへ。【VPS フェーズ1】

 ・運営サイトの合計アクセスが多いときには1万PV/日を超え、新自宅サーバを検討開始。
  Netscreenや自宅サーバの信頼性の低さと電気代、VPSの安さ等々を考慮し移行を決定。
 ・さくらのVPS Xeon 2.4GHz 3コア・2GBメモリ・HDD 200GB
 ・さくらのVPSのUNIX Benchmarks System Benchmarks Index Score 2435.9
 ・その他にも、お名前.comのVPS(3コア 2GBメモリ・HDD 200GB)を2つ契約。
 ・お名前.comのUNIX Benchmarks System Benchmarks Index Score 3281.3
 ・さくらのVPS

 ・お名前.com VPS(KVM)

 

6. 自宅インフラ生活を振り返って

 ・スキルアップという技術的なものだけでなく、
  泥臭い作業を続ける中で、非常に良い経験、思い出がたくさんでき満足している。
  部屋にある黒い大きなラック・サーバの存在が、自分のインフラエンジニアとしての意識・誇りを
  維持していた部分もあったかもしれず、それがなくなる事に寂しさを感じる部分はある。

 ・ただ、技術優先で進んでいた自分から、サービス優先への思想変化。
  それを実現する手段としての技術という位置づけへの変化。
  過去を否定するわけではなく、それを自信に新しいステップへ進んでいきたい。