中小企業経営の過去問(平成26年度)のポイントまとめ【中小企業診断士】

中小企業経営・政策

平成26年度 中小企業経営・中小企業政策の過去問のポイントをまとめていきたいと思います。

第1問 中小企業の財務状況

財務の安全性分析の指標である「自己資本比率」「固定比率」について、中小企業の現状把握問題です。

  • 自己資本比率について、製造業、商業・サービス業ともに上昇
  • 自己資本比率について、小規模事業者の上昇率は弱い
  • 自己資本比率を高めるには、利益の内部留保を進めること
  • 固定比率について、小規模事業者が中規模企業・大企業と比較して高い

第2問 中小企業数

産業別の中小企業数についての問題です。

  • 日本の企業数は合計で約400万者。
  • 大企業は0.1%、中規模企業が約10%、小規模企業が約90%
  • 日本では、小売業が約80万者でNo1
  • 日本では、宿泊業・飲食サービス業が約60万者でNo2
  • 日本では、建設業が約50万者でNo3
  • 日本では、製造業が約45万者でNo4

第3問 中小企業数

規模別の労働生産性についての問題です。

  • 製造業は労働生産性が良い
  • 規模が大きいほど、労働生産性が良い
  • 特に、中規模企業と小規模企業の格差が大きくなっている
  • 小規模企業の資本生産性が低下傾向

第4問 中小企業数

中小企業の雇用についての問題です。

  • おおきな都市ほど、大企業の割合が大きくなる。
  • 規模別の従業員数は、中規模企業が約45%、大企業が約30%、小規模企業が約25%
  • 規模が小さいほど、女性やシニアの割合が多い

第5問 交差比率

交差比率についての問題です。

  • 交差比率 = 売上高総利益率 × 商品回転率
  • 交差比率は販売面から商品在庫投資の効率性を分析する指標

第6問 小売業の状況把握

小売業の推移についての問題です。

  • 小売業の事務所数は一貫して減少傾向。(大規模化が原因?)
  • 小売業の従業者は増減している
  • 小売業の売上高は増減している
  • 小売業の一人あたりの売上高は増減している

第7問 資金調達

資金調達の方法についての問題です。

  • 外部金融:買掛金、株式、手形、社債
  • 内部金融:減価償却費

第8問 製造業の設備投資、研究開発

製造業の設備投資、研究開発についての問題です。

  • 製造業の生産設備の平均年齢は上昇傾向
  • 生産設備の平均年齢は、「鉄鋼」が一番長く、約20年。
  • 「科学」は約16年、「輸送機器」は約14年
  • GDPに占める研究開発費は日本は上位。
  • GDPに占める研究開発費について、韓国が日本を上回った。
  • 研究開発費は合計して約10兆円
  • 輸送用機器の研究開発費が一番多い。(約2兆円)

第9問 起業

起業についての問題です。

  • グローバル成長型:従業員数の伸び大、若い起業家
  • 地域需要創出型:女性多い、一般消費者向け
  • 創業時の資金調達は、No1:自己資金、No2:家族、No3:民間金融機関等

第10問 新事業展開

新事業展開についての問題です。

  • 小規模事業所は「新事業展開」の割合が低い
  • 大事業所は「多角化」
  • 小規模事業者:自己資金不足が課題
  • 中規模事業者:人材確保が課題

第11問 事業継承

事業継承についての問題です。

  • 小規模事業者では、「子供」への継承が過半
  • 「子供」への継承が占める割合は年々減っている
  • 小規模事業者では、「買い手企業を見つけることが難しい」
  • 中規模事業者では、「役員・従業員から理解を得にくい」

第12問 ITの利活用

ITの利活用についての問題です。

  • 「導入の効果が分からい、評価できない」がIT未導入の主な理由
  • 「ITを導入できる人材がいない」も理由のひとつ

まとめ

「中小企業経営」の問題では、以下のような問題がよく出題されている印象がありますので、しっかり押さえておきたいところです。

  • 規模別の「企業数」「従業員数」
  • 業種別の「企業数」「従業員数」、特性
  • 起業
  • 事業継承
  • IT
  • 輸出